今日は、昨日のブログの最後にも書きましたが、越前和紙を見に行ってきました福井県インテリアコーディネーター協会の方々と一緒に、杉原商店さんに見学へ
事のきっかけは、サンゲツ×隈研吾のコラボクロスである越前和紙の商品を、杉原商店さんが監修されたということ。作り手の方のお話をお聞きしよう!ということで、協会会員7名でお邪魔してきました
11時集合でまずはランチのお約束だったので、わたしは10時に敦賀を出発次男を登園させて、自宅で少し仕事をしてから出掛けました
待ち合わせ場所には一番乗りその後、乗り合わせで移動、ランチへ
越前市のうおとめさん
高級ランチめちゃ美味しかった〜
皆さん揃って建築女子なので、食事をしながらパースの話やセミナーの話、使っているソフトの話など仕事絡みの話がたくさん出てとても勉強になりました!
真似しよう!と思ったことだらけでした
その後、目的の杉原商店さんへ
光に当たった紙がとても綺麗スライドをご用意いただいていたみたいなのですがどちらかというと今日はフリートーク的な感じで
和紙の起源についてや歴史のこと、サンゲツとのコラボの裏話なども
そして実際に、越前和紙のコラボクロスを見せていただきました
和紙というと、和風な印象をもちますが実際目にするとすごくモダンで驚きましたクロスといっても私たちが見慣れているロールのものではなく、写真のとおり実際の製品も600×600の正方形や600×900の長方形になっていて、リピートで柄が揃うわけではありません。和紙を貼るときは1cm程度重ねないといけないのですが、この形のものを貼っていくとタイルみたいな印象の仕上がりになります!そこがまた素敵なんですよ
しかもこの商品、なんと手漉きなのだそう。模様もひとつひとつに紐でつけて、不燃認定をもらっているため表面にコーティングもされているのだそうですそりゃお値段も高いわ〜って話なのですが、全面貼らなくても一部ポイントにとか、使い方は様々ありますよね
素材の違うアクセント壁というと、羽目板とかエコカラットとかがよく取り入れられますが、越前和紙のアクセントって絶対素敵〜
わたし好みすぎて、妄想広がります
笑
これも紙!美しい
一緒に行った大先輩コーディネーターさんが仰っていたのですが、和紙の部屋とビニールクロスの部屋では空気が違うのだとか福井県で仕事を続けていくからこそ越前和紙を使うということにも、意味があるのだと思います。使ってみたい欲がむくむく湧きました
このサンゲツとのコラボ越前和紙はハイランク商品なので、予算に余裕のある方のみへのお勧め商品になると思いますが、機械織りの和紙クロスについては今リフォーム計画中のお客様にお勧めしていますそちらは比較的安価なので、そのあたりもバランスとりながらご提案して、越前和紙を上手に取り入れた家作りをしていきたいです
1日、とても良い勉強になりました今回、話に出ていたけど行けなかった滝製紙所さんも行ってみたいし、福井銀行さんで和紙クロスが使われているようなのでそれの見学も行きたいなって話が出てました
あとは越前和紙を使ったワークショップ計画も
今年はわたしも、越前和紙に注目して
福井の工芸品を使うということを目標に、学びを深めていきたいなと思います